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Formsの複数回答を集計する

Excelの1セルに複数の選択肢が入った回答を、選択肢別の人数と回答者割合に分けて集計します。

実習「アンケートの取り方」の全体像を確認する / ステップ2の補助

1. 複数回答はなぜ集計方法が違うのか

単一回答では、1人の回答は「運動部」のように1つです。複数回答では、1人の回答が「Teams; Forms; Excel」のように1セルへまとめて保存されます。そのままピボットテーブルで数えると、組み合わせ全体が1つの項目として扱われます。

単一回答Forms

1セル=1つの選択肢

複数回答Teams; Forms; Excel

1セル=複数の選択肢

割合の合計は100%を超える

1人が複数の項目を選べるため、「回答者割合」をすべて足すと100%を超えることがあります。これは集計ミスではありません。

2. Forms上で集計結果を確認する

  1. 対象のフォームをMicrosoft Formsで開きます。
  2. [応答の表示]タブを選びます。
  3. 複数回答の質問までスクロールし、選択肢別の概要を確認します。
  4. 個々の回答を確認するときは、個別結果または質問の詳細を開きます。

選択肢別の人数を確認するだけなら、Forms上の概要で十分です。Excelでグラフを整えたい場合や、発表資料用の表を作りたい場合は次へ進みます。

3. Excelから複数回答の列をコピーする

  1. Formsの[応答の表示]から[Excelで開く]を選びます。
  2. 集計したい複数回答の質問が入った列を見つけます。
  3. 列見出しから最後の回答まで、その1列だけを選択します。
  4. CtrlCでコピーし、下の入力欄へ貼り付けます。
氏名やメールアドレスは貼り付けない

このツールに必要なのは、複数回答の質問が入った1列だけです。個人を識別する列や、他の質問の列は選択しないでください。

4. 複数回答を選択肢別に集計する

貼り付けたデータはブラウザー内だけで処理され、サーバーには送信されません。半角または全角のセミコロンで区切られた回答に対応しています。

5. 集計結果をExcelでグラフにする

  1. 集計後に[Excel用に表をコピー]を選びます。Excelが元データのコピー状態を保持している場合は、[CSVをダウンロード]を選びます。
  2. コピーした場合はExcelの新しいワークシートのA1セルへ貼り付けます。CSVの場合は、ダウンロードしたファイルをExcelで開きます。
  3. 「選択肢」と「人数」の列を、見出しを含めて選びます。
  4. [挿入]→[横棒グラフ]→[集合横棒]を選びます。
  5. グラフタイトル、人数の単位、調査時期、回答者数を追加します。

選択肢名が長い場合は、縦棒グラフより横棒グラフのほうが読みやすくなります。割合を示したい場合は「回答者割合」の列を使います。

6. 結果を読み取る

結果の文章例

有効回答者40人のうち、Formsを選んだ人が30人(75.0%)で最も多く、ExcelとTeamsはそれぞれ20人(50.0%)だった。複数回答のため、割合の合計は100%を超える。

  • 「回答数」ではなく、何人がその選択肢を選んだかを書く。
  • 割合の分母が有効回答者数であることを示す。
  • 複数回答であることをグラフや説明文に明記する。
  • 未回答を除外した場合は、その扱いを説明する。

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